身長を伸ばす方法として急に伸びる方法とかありませんか?
以前、回答させて頂いた者です。
2000字を超えて回答できませんので、前回は身長を伸ばすことに必要な食材を簡単にご紹介するだけでした。
今回、身長を伸ばす栄養素について細かくご説明させてください。
カルシウム・コラーゲン・亜鉛・アルギニンが、特に身長を伸ばしますよ。
★これらの栄養素によって、身長の伸びが、急激に良くなる可能性は大いにあります。
★例えば、亜鉛が足りなくて、成長不良になり、身長が伸びない人は、多いという報告があるからです。
亜鉛欠乏症の子ども達に、亜鉛を多く含む牡蠣を1週間に2回、食べてもらうと、身長が3週間後には伸び始めました。日本国内の話です。
★アルギニンの身長の伸びが良くなる効果の報告もあります。
『身長を伸ばす栄養素』をご紹介します。それぞれの栄養素を多く含む食べ物をご参考にしてください。
①『カルシウム』が『コラーゲン』を固めて、新しい骨の土台になります。新しい骨ができなければ身長は伸びません。
・カルシウム→牛乳、チーズ、ヨーグルト、ひじき、ゴマ、煮干し、干しエビ、あじ、いわし、厚揚げ、豆腐、モロヘイヤ、小松菜、菜の花など
・コラーゲン→フカヒレ、うなぎ、スッポン、なまこ、鯛(たい)、鮭(さけ)、カレイ、どじょう、エイ、しらす、エビ、サザエ、くらげ、牛スジ、牛テール、豚バラ肉、豚足、鶏の皮、鶏の軟骨、鶏の手羽先、マシュマロ(ゼラチン入り)、プリン、ゼリー、ムース、ババロア、杏仁豆腐など
「マシュマロ(ゼラチン入り)10個で、1日に必要なコラーゲンの量がとれます」
②『亜鉛』は新しい細胞を作る司令塔の役目をします。
『亜鉛』がないと、新しい細胞は作られません。『亜鉛』がないと細胞の分裂が起きないのです。
また、『亜鉛』は『タンパク質』と結合し、新しい細胞にもなります。
・亜鉛→牡蠣、ごま、豚レバー、牛もも肉、大豆、高野豆腐、納豆、玄米、するめ、とうもろこし、アーモンド、チーズ、松の実など
「牡蠣は、亜鉛の量が多いので、1日、5つ以内にしてください」
・タンパク質→牛乳、牛肉、豚肉、鶏肉、大豆、豆腐、納豆、豆乳、チーズ、魚、卵など
③『マグネシウム』はタンパク質の生成をサポートします。また、新しい骨の材料にもなります。
・マグネシウム→バナナ、玄米、さつまいも、じゃがいも、ゴマ、アーモンド、くるみ、えんどう豆、納豆、わかめ、ひじきなど
④『クエン酸』は『亜鉛』『カルシウム』『マグネシウム』を包みこみ、『亜鉛』『カルシウム』『マグネシウム』が吸収されやすい状態に変えます。これをキレート作用といいます。
キレートされた(クエン酸に包まれた)『亜鉛』『カルシウム』『マグネシウム』の吸収率を『ビタミンC』が更にアップさせます。
・クエン酸→レモンなどの柑橘類・梅干し・キウイフルーツ・桃・パイナップル・イチゴ・メロン・西洋梨など
・ビタミンC→みかん、キウイフルーツ、いちご、トマト、ピーマン、レモン、ブロッコリー、カリフラワー、じゃがいも、ほうれん草など
⑤『ビタミンD』が『カルシウム』の吸収を助け、血液中の『カルシウム』を骨に運ぶのをサポートします。更に、『ビタミンD』は『カルシウム』の骨作りを助けます。『ビタミンD』は新しい骨の材料にもなります。
・ビタミンD→まぐろ、すじこ、さけ、かつお、ほししいたけ、しめじ、まいたけ、きくらげなど
⑥『ビタミンA』には成長促進作用があります。
・ビタミンA→レバー、うなぎ、小魚類、にんじん、マンゴー、ほうれん草、トマト、かぼちゃ、大根葉、のり、抹茶、卵など
「レバーはビタミンAが多いのでとり過ぎないようにしてください」
⑦『アルギニン』は成長ホルモンをたくさん分泌させます。成長ホルモンが身長を伸ばします。『アルギニン』とは『アミノ酸』のひとつです。近年、アルギニンを含む食べ物をよくとる人は身長が伸びているという報告があります。
特に、10代後半になり、成長ホルモンの分泌量が減ると、アルギニンの効果がアップします。アルギニンが成長ホルモンの分泌を促進するからです。
・アルギニン→牛乳・高野豆腐・大豆・油揚げ・納豆・味噌・肉類・エビ・カニ・貝類・カツオ・マグロ・ごま・チョコレート・きゅうり・落花生・レーズン・玄米など
⑧『アルギニン』は、『ビタミンB6』を一緒にとると、効率よく体内に吸収されます。
・ビタミンB6→バナナ・にんにく・鶏ひき肉・豚レバー・牛肉もも・マグロ・イワシ・サケ・サンマ・カツオ・抹茶・ごまなど
ご参考になればと思います。
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