2012年3月20日火曜日

鳥の病気のそのう炎とは一体何ですか? また、そのう炎にかかった時の症状とその対...

鳥の病気のそのう炎とは一体何ですか?

また、そのう炎にかかった時の症状とその対処法を教えて下さい

宜しくお願いします







鳥の病気で有名な「そのう炎」とは、インコの「そのう」が炎症を起こす病気ですよ。

そのうというのは、鳥類の一部については無い種類もいますが、主な役割は餌を貯蔵して温め、摂取した水分によってふやかす器官で、餌が胃に落ちる前の段階で機能しています。



そのう炎は挿し餌時期の幼鳥でしばしば発生しますが、成鳥ではほとんどなく、国内では従来、鳥の病気と言えば「そのう炎」と言われてきました。

そのう炎の原因はトリコモナス症などの感染によるものや、サルモネラ菌など雑菌によるもの、熱湯とフィーディングチューブによる創傷などがあげられるほか、食滞が起きた場合にそのう内に長時間、餌が滞留することで、餌内でカンジダが感染・増殖して発症する場合もありますし、ビタミンAが欠乏する事で発症する事もあります。



症状としては「食欲不振・廃絶」「吐き気」「吐出」が見られる事が多く、重度の場合は疝痛から首を伸ばした姿勢が見られます。

炎症が食道やそのうの蠕動を障害すると食滞が生じ、重度の食道炎などで通過障害や気門の閉鎖による呼吸困難が生じる事もあります。



治療は原因によって対処法が異なりますよ。

多くは原因菌によるものですから、抗生剤や抗真菌剤など、原因となっている病原に対する治療を行い、適切な飼料への変更や、ビタミンの供給などを行います。



治療や対処は飼育者には出来ませんので、必ず獣医師の診察を受け、適切な処置を受ける事が重要です。

もしitcmauenさんがお世話なさっている鳥さんに該当する症状が見られる場合は、お早めに獣医師のもとへ連れて行ってあげて下さいね。








食べたものを胃袋に入れる前に、一時的に貯めておくための器官がソノウで、さまざまな要因で引き起こされるようですが、一番よく言われるのが、挿し餌がソノウの中でかびてしまったり、作った挿し餌をそのまま置きっ放しで与えたり、人用の食べ物(特にご飯や麺類など)を与えた結果・・・などよく聞きます。



症状としては、生あくびを頻発、吐き気、嘔吐、口が臭い、飲水量の明らかな増加、のどのあたりや口をこすりつけたりするなど。



大体がカビてしまっていたりしますし、更なる感染症にかかってしまうと厄介なので、速やかに専門家に診てもらうことをお勧めします。



よく耳にする病気ですが、放っておくと酷くなり、死んでしまいます。

ソノウ炎に限らず、鳥の病気に対して素人が出来る事といえば、早期発見し、専門家にみせることと、保温、栄養管理、環境改善くらいだと思います。



早く良くなるといいですね。

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